夢の跡(前編)
渋滞を案じた無休GWが終わり、肌に夏の前味が感じられるようになってきた今日この頃。雨のない土日祝日には、会社近く、江戸川の河川敷グラウンドでは少年野球や草野球の練習や試合が行われている。で、私は、現場に行き来する車の窓からしばしばその光景を見かける。そして、「趣味がある(できる)っていいなぁ・・・」「スポーツで汗をかくって気持ちよさそうだなぁ・・・」と、少し羨ましく思う。元来、私はスポーツへの興味は薄く、縁もない。かろうじて、中二・中三のときに陸上部に所属していたものの、もちろん、好きでやっていたわけではなく、学校の方針で“帰宅部”は認められなかったため、仕方なくやっていただけ。他のメンバーも似たようなもので、教師を含めて真剣にやっている者はおらず、個々人も学校も地域で最弱レベルだった。(ちなみに、中一の...夢の跡(前編)